「まだ」か「もう」かは分かりませんが、なんとかこのIT業界に10年位います。
#技術自体は好きですが、プログラミングは未だに苦手意識があります。 時々、新人さんを含む同僚と「どうやって(技術の)勉強していた?」という話題になります。
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2、3年目の頃、文系出身だったこともあり種々の事情で「とにかく一刻も早く技術力を上げなくちゃ!」と強く思っていました。
#今でも思っていますが…こう、真っ直ぐ過ぎる感じで。 何をしたかと言うと(書籍を読む以外に)関連技術の主要メーリングリスト(ML)に入って、流れているメールの質問、回答を試す…というのをやっていました。
今でこそ、メールの流通量が少なくなったり気もしますが、その頃は「JavaならばこのML!」というのがありました。
#試しにいくつか覚えのあるMLを見てみましたが、ほとんどが活動していない状態でした…。 技術レベルが追いついていない頃は、有識者の回答はもちろん、質問もなかなか理解できません。
でも、継続して読み続けて、分からないキーワードを調べたり、実際に質問や回答を確認したりします。
すると、そのうち断片的な知識が組み合わさり
「あ、これはたぶんこうじゃないかな」と質問に対する回答を見る前に自分なりに分かってきたりします。
MLに流れている内容は、入門書や深く深く突っ込んだ書籍に比べ、「開発現場で困っている生の声」も多いので、その点でもより実践的な知識が身についたと思います。
副産物として、メールにおける質問/回答のやり取りを学ぶことができました。
状況、前提条件、試したことを箇条書きなどした分かりやすい質問には、有効な回答が短時間で出てきます。
または一度で解決せずに「(原因は)AかBの可能性があるので、CかDの点を確認してもらえますか?」というやり取りもあります。
それに対して、(その最初のアドバイスには答えずに)「他にはEというエラーメッセージが出ています」などと返すと、「いや…まずCかDを確認してって…話聞いてる?」という不穏なやり取り(苦笑)も出てきます。
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今なら、掲示板…BBSっていう呼び名も古いんだろうなぁ…が、その役を担っているように思います。
「必要な時だけGoogle先生に聞いてみる」だけでなく、そういう掲示板を継続的に覗くというのも良い勉強方法かもしれません。
posted by yohhatu at 06:38
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