2008年03月17日

症状を説明するしんどさ

 歯医者、整形外科などで、医師に症状を説明するのが手間に思うことがあります。

 特に、症状がなかなか快方に向かわず色々な病院を渡り歩いていると、診察毎に症状や今までにどの病院でどんな治療をしたのかなどを伝えなければなりません。
 時には同じ病院にもかかわらず、聞かれることもあります(苦笑)。

***********************

 「今までどんな治療をしたのか?」と聞かれても(処方箋が残っていれば薬の名前は分かりますが)、具体的な治療内容や名前になると一般人では(知識もないので)過不足無く医師に伝えるのは難しいものです。

 また患者としては一刻も早く改善したいという気持ちが強いのに「また、同じことを言うのか…」と精神的に苦痛に思ったりすると思います。

 こういう時にそれまでの通院歴や治療履歴を管理、共有して必要であれば、医師が情報を参照することで、患者により適切な治療をできるようなサービスがあれば…と強く思います。

 メリットをまとめるとこんな感じです。

1:(上に書きましたが)患者の精神的苦痛を和らげることになります。
2:事前に情報を得ることで余計な検査や問診をせず、すぐに本質的な治療を行うことができます。


#以前、前にした検査と同じものを「念のため」もう一度検査することがありました(その時は医師からの明確な説明もなかったのですが)。

 一方、デメリットとしては…。

1:個人情報保護の観点から情報漏洩のリスクが発生します。
2:その情報によって医師がその患者(と症状)に先入観を持ち、診察の判断を誤ってしまう可能性が発生します。


 デメリット1は、集中管理のリスク回避が難しいのであれば、紙等で、診断結果を別の医師/病院に提出できる形で患者に渡すことで「管理は自分でしてくださいね」という形にできます。
 診断結果を受け取った患者は別の病院に行った時に必要であれば提出すれば良いわけです。

 デメリット2は医師も専門家(=プロ)ですから、過去の診断を盲信せず「疑わしい点があり、必要であれば」自分で判断すれば良いわけです。
 情報(ここでは過去の診断)が無ければ判断のしようもありませんが、情報があって、それを活用するかしないかは専門家が判断すれば良いわけです。

#素朴な疑問としてそんなに(個人の)お医者様により診断結果が違うものでしょうか?

***********************

 言葉として適切でないかもしれませんが、町医者レベル(簡単な診察と治療)と同じことを、大病院(色々な診察や治療ができる。もちろん待ち時間は長い)でする必要はないわけです。
 大病院でしかできない診察、治療を最初から行えば、(患者にとって)早く元気になるのでハッピーなのに…と思います。
タグ:考察
posted by yohhatu at 20:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑多 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。