二人ともIT業界で無く、事務職でパソコンを使っている人っぽかったです。
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Aさん:「今日は大変やったわ〜」
Bさん:「なんで?」
Aさん:「パソコンが固まって、それまで作っていたExcelの表が全部やり直しやで」
Bさん:「保存してなかったん?」
Aさん:「うん、作業やり始めて1時間ぐらい保存してなかってん」
…いやいや、Excelで1時間保存しないで作業を続けるなんて…なかなかチャレンジャーなことだと思います。
昔…OSがWindows95の頃に比べれば、Windows2000以降のOSやOffice2000以降のOfficeシリーズの安定性は格段に良いですし、落ちたり固まったりすることも圧倒的に少なくなったように思います。
それでも複数起動しているアプリケーション同士で影響しあったり、また時にはExcel単独でも固まったりすることがあります。
私も働き始めに同じ経験をしてからは、何か1アクションする度にCtrl+Sで保存するように指が勝手に動くくらいの習慣になっています。
それこそ、このエントリを書いているエディタでもガシガシCtrl+Sをしていますし。
ブラウザにも同じことが言えます。
ブログのエントリや掲示板への書き込みで一生懸命長文を書いています。
「はぁ、やれやれ、やっとできた」と、ポチッと「送信」ボタンを押すと「サーバが混み合っています」やら(一時的に)「ページが見つかりません」という無機質な画面が表示されてしまいます。
「あぅ!!」と慌ててブラウザの「戻る」ボタンを押してもたいがいは先程入力した長文はインターネット世界の彼方に藻くずなって消えています。
そして目の前には未入力の画面が広がっているわけです。
これを喰らうと、その失った時間よりもさることながら、精神的ダメージが大きいものです(苦笑)。
#本来、普通に戻った程度で入力値が消滅するのはWebアプリケーションとして論外ですが…。
これを避ける為に、私はエディタ(秀丸派です)で書いた内容をコピーしてブラウザに貼り付けるようにしています。
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電車での遭遇した二人については「IT業界の人じゃなさそうだし…まぁそんなもんかなぁ」と思っていたら、数日後、仕事中にプロジェクトメンバーが同じこと…必死で書き上げたテストケース1時間分のExcelが固まって落ちた…をやって嘆いていました(苦笑)。