また「何が分かればOKなのか?」を認識していないと、枝道に迷い込んだりして、これまた時間が過ぎてしまいます。
※単語の意味を調べていると「単語の説明にある単語の意味が分からない」→「新たに分からない単語の意味を調べる」→「またその中に意味の分からない単語がある」の繰り返しで気がつくと本来自分が知りたかった単語の概略さえもつかめずに時間だけが過ぎていることがあります。
で、そうならずに効率的にタスクをこなすために自分が行っていること(一種のパターン)です。
ちなみに今から書く方法は、タブブラウザを使っているのが前提です。私は、少し前まではスレイプニールでしたが、最近、Firefoxに宗旨替えしました
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[1]ググってみる。
多くの方が最初にする行為だろうと思います。
#「ググる」と動詞(?)は少なくともIT業界では、ほぼ通じるようになっていると思います。
最初に調べたい単語のみで検索します。
あまりに一般的な単語だと大量の検索結果が表示されますが、Google先生の素晴らしいところは、そこに類似検索の用語やよく調べられている組合せも表示されます。
なので、より自分が調べたい事象に近いリンクも別のタブで検索します。
で、検索結果の上位1,2ページ分(サイト数だと5〜10個)をババッと開きます。
この時、ある程度、開いたページが分類分けできそうなら、Firefox自体を2つ立ち上げて、それぞれの分類を決めてタブを振り分けていきます。
こうすると、1つのブラウザが無数の(同じテーマだが分類が違う)タブで埋め尽くされることもなくなります。
私はメインのブラウザ(普段から見るサイトが開いています)の他に、調査時に「たぶんヒットするだろう」と「あまり関係無さそうだが、ひょっとしたら…」の2つのブラウザの計3つを開くことがあります。
[2]タイムスタンプで選別
IT系の技術だと、ドッグイヤーやマウスイヤーと言われているので、年単位の過去の場合、陳腐化している可能性もあります(Tipsやノウハウはそうでもありませんが)。
ですので、あまりにもタイムスタンプが過去の場合、優先度を下げる意味で、タブを後ろ側にやります。
#以下、余談ですが、タイムスタンプが無いエントリ、記事を時々見かけます。
情報発信的な内容やそれなりにページビューがある情報提供サイトの記事であれば、文責としてタイムスタンプが記述されていないのは、いかがなものかと思います。
同じようにタイムスタンプがmm/dd(月/日)だけでyy(年)が無いと「何年の8月のことやろう?」と迷ったりします。
動きが早いIT業界や鮮度が大事なイベント毎等のエントリや記事の場合、こういうのに気をつけておかないといけないものです。
[3]まとめ系ページと個別系ページを分類する。
IT系だと@ITに、たいがいの事柄についてまとめ系のページがあります。
こういうページは、ざっくり概略をつかみたい場合に役立つのでタブを前に持ってきて、最初の方に読みます。
また、こういうページには「もっと詳しく知りたい方はこちら」リンクがあるので、それも活用します。
[4]調べた内容を記録しておく。
だいたい[3]までで、調査の結果自体は出ています。
それプラス、最近はググった単語、参照したページ等の調査経過や分かったことを、スナップショットやメモに記録しています。
1度調べて、理解/記憶できれば良いのですが、後日同じことを調べたり、別の機会にそれについて報告する必要があるかもしれません。
それに自分の為の備忘録にもなります(結構「あれ、この前同じようなこと調べたけど…あのサイトのURLとか分からへんなぁ…」てのがあります)。
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だいたい調査系タスクはそれ本来が目的ではなくて、その結果から次のタスクが発生する(こっちが本来のタスクになる)ので、効率的にタスクを済ませたいものです。