2011年11月27日

[仕事]LT「勉強会へ行こう」を話してみて思ったこと

 チームの合宿で「勉強会へ行こう」というLTをしました。

◆言いたかったこと

 10人ちょいのチームで「勉強会に参加したことがある」方は(私も含めて)3人でした。
 シンプルに「勉強会というのがあるのですよ。行ってみてはどうでしょうか?」と言いたかったわけです。

 LTが終わった後、ある方が…
「勉強会というのが世間にこんなにあるとは知らなかった。たぶん社内では(『興味ある/なし』の前に)勉強会の存在を『知らない』のが多いと思う。なので、こういう情報を知ればそれなりの数が興味を持つと思うよ」
 …と言っていました。
 こういう声は嬉しく思いました。

◆もう少し考えてみました
 そういう声を聞けたのは嬉しいのですが「そういう勉強会の存在を知ったとして、行くのだろうか?」と考えてみました。
※これまで何度か勉強会のお知らせをしたり、誘ってもなかなか行動につながらなかったのを経験しているので(苦笑)。

 (良いかは別ですが)「SIerのSE」のよく見かける姿勢として【担当するお客様の業務を理解し、お客様の課題や問題を論理的に破綻無くITシステムを使って(時には使わずに)解決する】ことを役割の1つと考えているように感じます。
 そして、そこには「こういう(今までやってなかった)考え方を使って・・・」とか「○○という新しい技術で・・・」という発想はあまり多くありません。

 それよりも業務知識、ヒアリングスキル、ファシリテーションスキル、そして開発チームと共同していくスキル※に重きを置いています。
※本来はこれは「チームビルディング」スキルであって、(元請け-下請け構造に基づく)丸投げでも、Excel上だけの進捗管理・収支管理ではありません。

◆周りの勉強会を見ると・・・
 私が知っている勉強会のタイトルや概要を「勉強会に出たことがないSIerのSEの目」で見ると「自分のお客様や業務に関係がない」と思ってしまうのでは?と感じました。
#もちろん「新しい技術や考え方を身につけなくて良い」というわけではなく、これは大きな課題であり変えていく必要のあることです。

 では、もし業務に関係する勉強会…例えば「ヒアリングスキル勉強会」や「生産管理を学ぶ勉強会」…があったとしたら「自分をレベルアップをするために参加するか?」と疑問が浮かびました。
#「うちは特殊だから当てはまらないよ」とか「業務で忙しいし・・・」とネガティブな声が聞こえてきそうですが(苦笑)。

 「そういう勉強会があるよ!」って方は声をかけてもらえると嬉しいです。

◆最後にもう一度言いたかったこと
 自分の業務に関係あることならより良いですが、そうでなくても社外の方の話を聴いて、(あわよくば)自分の意見を伝えて議論するというのは(勉強会に出席する)時間以上に価値があります。
 ので、(食わず嫌いの前に)一度でも勉強会に顔を出してみてはいかがでしょうか?
posted by yohhatu at 07:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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