2011年08月10日

[書籍]コーチングのプロが教える リーダーの対話力 ベストアンサー

コーチングのプロが教える リーダーの対話力 ベストアンサー
 ある社内研修後に配られた本です。

 主に「自分がリーダーになった」時に、「(自分と)メンバーが『ベストアンサー』(後述)をどう導きだすのか?」を「コーチング」を軸に紹介しています。
#社内研修自体は本書の内容と関係なかったのですが、これをベースにディスカッションしても面白かったかな?と思いました。
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◆目次
序章 できるリーダー どこが違う? どうすればなれる?
第1章 「ベストアンサー」を知っているリーダーは強い!
第2章 リーダーは「ベストアンサー」で人を導く
第3章 リーダーは「ベストアンサー」で人を動かす
第4章 互いの「ベストアンサー」が最高のパワーを生み出す


 第1章では 本書の題名にもなっている「ベストアンサー」の定義から始まり、(リーダー自身が)ネガティブな感情をいかにポジティブな感情に変換するか?という方法、コツが書かれています。
 その中のいくつかは「あ、こういう方法もアリかも」と試してみようかと思いました。

 第2章では第1章でのそれを「チームに対して適用する」視点で書かれています。
 ここでコーチングと切り離せない「傾聴」が出てきます。

 その「傾聴」スキルをよりレベルアップするサブスキルとして「反映のスキル」「明確化のスキル」「俯瞰のスキル」「比喩のスキル」「認知のスキル」の5つを上げています。

 この辺はうまくまとめられていて「傾聴、傾聴ってよく言うけど、なんかイマイチ、ピンと来ない…」という方には良いと思いました。

 第3章では「傾聴力」と並ぶ、リーダーの仕事としての「質問力」について書かれています。
 傾聴できても質問力が無いと、(メンバーの)ベストアンサーを導き出すのが難しい…という流れです。

 ベストアンサーを導く質問のキーワードとして「充実感を引き出す」「主体性を引き出す」「本音を共有し、感情を受け止める」を上げています。

 第4章ではベストアンサーの効果を最大限発揮するため、リーダーとメンバーの関係性について書かれています。

 この章は「リーダーとメンバー」の関係よりも「(自分を含む)チームがより良いパフォーマンスを出すには?」という視点で読みました。

#「リーダーが…メンバーが…」という分け方?はあまりなくなっています。(得手不得手はありますが、この章の話などは「チーム全員」が考えることだと思っています。「リーダー」でなく「リーダーシップ」なら興味はありますが。

 以下はメモった点です。

◆話をする「土壌」をつくるのが「できるリーダー」
 (チーム・個人問わず)込み入った話をできる状況(=土壌)を作るのが、上手なのが「できるリーダー」と定義しています。

 この話は(「コーチング」の類の本に良く出てくる)キーワード、「対話」「傾聴」につながり、さらに「対話・傾聴」をすることで「当事者意識」「自主性」を引き出す…という形になっています。

◆キーコンセプト「ベストアンサー」
 題名にもなっている「ベストアンサー」の意味合いを…
「持てる力を最大限発揮するために"今、本当はどうしたいのか"に気づき、行動すること」
 …としています
 「行動すること」を「自主性」、「気づき」を「当事者意識」にマッピングさせているようです。

◆自分の「エネルギーパターン」を知る
 自分がネガティブになる思考、状況のパターンを知って、そしてそうなった時にネガティブ→ポジティブに持っていくにはどうしたら良いか?てなことを書いています。

 (ロボットのように)常に同じパフォーマンスが維持できなく、調子が悪い時もあります。その時にいかに短時間で元の良いパフォーマンスに持っていくか?というのは気をつけていることの1つなので「なるほどなぁ」と思いました。

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 全章通じて読みやすいので「リーダーシップを取ることが求められ始めている」方にとって良い1冊だと思いました。

#余談:本の帯に「どんな状況でもどんな相手でも〜」とあります。書店で手に取っていたら「『どんな…』てのは嘘だろう…」と胡散臭く思ってしまい、本棚に戻したかもしれません。まぁ宣伝文句なのは分かっていますが…どうもこういう言葉に反応していまいます。


タグ:お勧めの本
posted by yohhatu at 21:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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