2009年11月24日

社内SNSを使っての情報共有

 社内SNSについて何度かこのブログでも書いています。

[雑多]社内SNSにエントリが書けない
[仕事]社内SNSを使っていて…

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 この手の社内SNSに課題の1つが【継続/安定して新規ユーザがブログを書いて情報発信や活性化ができるか?】ということだと思います。

 少数の同じ人ばかりが書いていると…
(話題などが)内輪化する。
 ↓
新しい人がエントリを書くことに対してハードルを上げてしまう。
 ↓
結果、同じ人のエントリばかりになる。

 …という悪循環になると思います。

 私の所属会社では、社内SNSに社外環境から(基本的に)アクセスできず、そのため、ブログを書く、他の人のブログにコメントするなどを会社ですることになります。

 その時に出てくる課題(というか問題?)が、【業務時間内外に、ちょっとした息抜きに、それをするのがしづらい雰囲気にある】ことです。
#もちろん部門やグループにもよります。

 個人的には、業務時間内でも、ちょっと気分転換にタバコ部屋で一服する、コンビニに行くのとそう変わらないと思いますが、なかなか気軽に…という人は少ないようです。

 話は変わって、(現場ではない)上の方からは…

「情報共有や社内活性化のために社内SNSをもっと活用して行こう」

 …という声が時々聞こえてきます。

 それ自体は良いことだと思いますが、前述した雰囲気自体を変えない限り、それは進んでいかないと思います。

 なぜそういう雰囲気になるのかなぁと考えてみると、1つに部門やグループ長が社内SNSを使っていないことがあると思います。
#最終ログイン日時が「半年以上ログインなし」とかありますし(苦笑)。

 「上司が書かないのに自分が書く(利用する)わけにはいかない…」なんて声もけっこうあったりします。

 そういう「えらい」人達には(書かない/書けない理由はそれぞれと思いますが)、まずは無理矢理にでも毎日(またはそれに近い感じで)何らかの形で社内SNSに書いてもらう仕掛けなんてどうだろう?と思います。

 一例ですが、毎日、(気軽に)1行で返事を書けるようなお題を上げて、それに対して、上長なりがまずはコメントします。
 それに対してメンバーが好きなようにコメントしていくというものです。

 イメージとして…
お題:「今日朝ご飯はなに食べましたか?」
部長:「ご飯と味噌汁と鮭です。」
メンバー1:バナナ2本です。
メンバー2:食べてません!!
メンバー3:私はパン派です…ちなみに朝シャワーを浴びる派です。
 部長:「朝のシャワーってやっぱり頭すっきりする?」
  メンバー3:「むっちゃすっきしますよ」

 …のような感じです。

#社外常駐でなかなか社内SNSにアクセスできない課題は、また別の課題として考えます。

 こんなことが「有効な情報共有」になるか?と言われればならないと思います。が、まずは使ってもらわないことにはその一歩も始まらないです。

 また、これをきっかけとして(メンバー間も上長とメンバーも)お互いのこと…例えば、得意分野や仕事への姿勢など…を知っていけば、それも情報共有の1つの形となるのと思います。

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 短期的な費用対効果が出ないかもしれませんが、情報共有や組織のパフォーマンスなどは…
「これやったから明日から変わるよね」
 …というものではなく、それなりの時間が経った後(中期的)に振り返った時に…
「そう言えば、最近情報共有ちゃんとできているよね」
 …になるようなものだと思います。

#それが当たり前になると意識すらしないと思いますが。
タグ:考察 改善
posted by yohhatu at 01:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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