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連絡先を見渡してみて「携帯電話しか連絡先を知らない人がほとんどだなぁ」と思いました。
私が10年ちょい前・・・大学時代に使っていたアドレス帳にはたいがい「家」の電話番号が書かれていました。
#家・・・実家暮らしなら実家の、一人暮らしならそれ+実家の・・・という風な感じです。
その当時の(大げさにいうと)人間関係は、自分【の家】と相手【の家】という気がします。
一方、今では携帯電話のおかげで(ほぼ完全に)自分と相手という【個人】のみのつながりになっていると思います。
その便利さは十分過ぎる程分かっていますし、恩恵も受けていますが、その人の身に予期せぬ何か・・・例えば、携帯電話を落としたとか、不幸なことに事故にあって緊急入院したとか・・・の時に携帯電話しか知らない場合、連絡のしようがなかなかありません。
そんな時、実家などの家の電話番号など・・・相手の周辺の連絡先・・・を知っていると「○○くんと連絡が取りたいんですが・・・」と状況を確認することができます。
#余談ですが、そうやって相手の家族と接することで、ちょっとした共通の話題・・・相手の兄弟を実は知っていたとか・・・ができたりすることもありました。
今の学生達は、相手の家に電話することはめっきり少なく・・・ひょっとすると全然ないのかもしれません。
彼女と話そうと思って、(家に)電話したら、彼女のお父さんが出てしまってあたふたして、シドロモドロになったり。
それを乗り越えるため「何時にかけるから電話出てね」と事前に取り決めしておくとか(でも彼女が出るよりもお父さんが先に出てしまうとか・苦笑)。
なんていうシーンを今の学生達はほとんど経験していないのでは?と思ってしまいます。
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今思えば、こういうシーンで対人能力の経験を積んでいたんだなぁと思ったりしました。
タグ:考察
その通りですね・・・「対人能力」の少ない人達をたくさん知っています。
家電(加入電話)に電話するってことも体験できなくなる世の中になるのかも・・・・!!!!
恐ろしぃぃです。