著者:大橋 悦夫
シゴタノの大橋さんの新刊です。
「スピードハックス」「チームハックス」等、この方の本は他にも読んでいるのですが、帰省の電車で読むにはちょうど良い内容かな?と思って買いました。
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◆目次
序 章 成功のエンジンに点火しよう
第1章 目標ハックス
―― 1日5分の「書き出し作業」で最適なゴールが見つかる
第2章 行動ハックス
―― 効率よくドンドン成果が上がる「小さな実践」
第3章 継続ハックス
―― ツール、ルール、スケジュールで楽しく続ける「仕組み」を作る
(定義は様々であるものの)「成功するためには」…
1:「何をすればいいか」の方法論が明確になる。
2:迷わず行動を起こすことができる。
3:最後まで走り続けることができるようになる。
…の3点を上げています。
本書では上記3点をより楽しくするために目標ハックス、行動ハックス、継続ハックスの3章に分けて記述しています。
第1章では「本当に自分がしたい」目標を明確にしていくハックが書かれています。
・毎日5分だけ「やりたくないこと」と「やりたいこと」を書く
・達成できたことと、達成できなかったことをリストアップする
…等です。
第2章では「その目標に対して近づいていく」ためのハックが書かれています。
どれも(ありがちな)大きすぎて非現実的なこと、抽象的なことではなく、副題にあるような小さな具体的なことをコツコツと行っていく内容になっています。
・確実に血肉になる読書ハック
・未来の自分に「やるべきこと」を思い出させる
・できない理由をリストアップする
第3章では「その行動を継続する」ため(これが難しいのですが…まさに継続は力なり)のハックがあります。
・習慣が長続きする3つの準備
・習慣が長続きする3つのアクション
・継続のコツは"ちゃんとやらない"
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この手のハックス本を何冊か読んでいますが、感覚として、まず自分の性格や状況に合うものが5,6個あって、「お?いいやん」と思っていざやってみて、そのうち身に付いてレベルアップして役立つのが、2つくらいあれば「良い本だったな」と思うことが多いです。
その点で「お、この視点はおもしろそう、やってみよう」と思えるのが5個ほどあって、さっそくいくつかは実践しているので、今の所、私にとって「良い本」となっています。